Natural Earth

GISのデータ。ライセンス的に自由に利用が可能な様子。ラスタに加えてベクタのデータも揃っており、いい感じ。

試しにNatural Earth IIの最も大きいスケール(1:50m)のラスタ画像を見てみたところ、以下のような内容になっている。

  • NE2_50M_SR_W.tif
    • 1枚の世界全体のTIFF画像(worldファイル付き)
    • 10800x5400ピクセル、RGB 3byte
    • 座標系:WGS84、BBOX:(-180,-90)-(180,90)

gdal2tilesのツールを使って容易にタイル画像に分割可能と思われる。今のところ正式に公開されているTMS配信のサーバが無さそうなのがちょっと残念。(ブラウザの背後にはTMSの形式で画像を取得可能なサーバがあることはあるが、おそらく公式なものでは無さそう)。

Enterprise Linux GISのインストール

Linux上にgdal等のツールをインストールするためにあらためて調査をしたところ、 Enterprise Linux GISというパッケージが存在することが判明。対応しているパッケージが若干古い(昨年夏頃)が、これを用いればyumで管理できるため、試しにこれを用いてインストールしてみた。

URL

インストール手順

CentOS 5(x86_64)へインストールした場合のおおよその手順は以下の通り。(途中、失敗してやり直しながら実施したため、多少漏れ等がある可能性有り。)基本的にrootユーザ(あるいはsudo)で実施。
CentOS 6でもインストールするrpm等が変更になるだけでほぼ同様の手順で可能と思われる。

  • ELGIS 5インストールと設定
rpm -Uvh http://elgis.argeo.org/repos/5/elgis-release-5-5_0.noarch.rpm
vi /etc/yum.repos.d/elgis.repo

elgis plusに関するをenable=1に設定する。これが無いとspatialiteで必要なパッケージが取得できずgdal2tiles.py実行時にエラーとなる。

その後、以下を実行(これが無いとgdalインストール時の依存パッケージが取得できない)

rpm -Uvh http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm

yum updateを実行

yum update
  • 個々のパッケージのインストール

PostGISのインストール

yum install postgis
yum install postgis-utils postgis-docs

インストールされるPostGISのバージョンは1.5.3。対応するPostgreSQL,GEOS等も合わせてインストールされる。インストールされたPostgreSQLのバージョンは8.4。

PostgreSQL 8.4について以下のパッケージを後で別途インストールした。

yum install postgresql84-contrib postgresql84-server

GDALのインストール

yum install gdal

依存するパッケージも取得してインストールされる。

GDAL関連のパッケージとして他に以下はインストールできることを確認。

yum install gdal-docs gdal-static

gdal2tilesは以下でインストールされる。

yum install gdal-python

他のパッケージのインストールは未確認。

ELGISでインストール可能なパッケージのリストは以下のものとのこと。
http://elgis.argeo.org/repos/5/elgis/x86_64/repoview/

Aptana Studio 3へのAXDTインストール

ActionScriptの開発環境であるAXDTをAptana Studio 3にインストールした際の手順のメモ。
環境はMac OS X(そのためFlashDeveopは使えないのがAXDTにした理由の一つ)。

Aptana Studio 3

http://www.aptana.com/products/studio3/download
この時は version 3.0.9 (Eclipse 3.6 Heliosベース)を使用。

AXDT

http://axdt.org
Eclipseプラグインとして動作するActionScript開発環境

インストール手順

以下のサイトが参考になりました。
http://d.hatena.ne.jp/kanonji/20091122/1258873221
http://www.bamboo.mydns.jp/wordpress/archives/110

手順は以下の通り。

  • Available Software Sitesの変更

Preferenceのメニューから "Install/Update" -> "Available Software Site" を選択。
"Eclipse Helios Update Site" をEnableにする。

  • Work withにIMPのサイトの追加

Helpメニューから"Install New Software"を選択。
Work withに以下を追加
http://download.eclipse.org/technology/imp/updates
ここでは特にFeatureをインストールしない

  • AXDTのインストール

Work withに以下を追加し、全てのFeatureを選択。
http://svn.codespot.com/a/eclipselabs.org/axdt/trunk/site/
※ 2012/04現在 http://update.axdt.org/ より上記の方がバージョンが新しく、またインストールするべきFeatureも増えている模様。

後は自動的に依存関係をチェックしてインストールしてくれる様子。